イタリアを代表するハイブランド「FENDI」は、1925年、エドアルド・フェンディとアデーレ・フェンディ夫妻によって立ち上げられました。
当初はまだ小さな工房で、皮革と毛皮の加工を主に請け負っていました。

当時、アメリカではハリウッドを中心に、毛皮のファッションが流行していました。
そこに着目したフェンディ夫妻は、オリジナルの毛皮のコートを製作。
これが成功し、創業翌年の1926年には、ローマのプレヴィシード通りに一号店をオープンしました。

その後、五人の娘が後を継ぎ、ブランド「FENDI」を存続してゆきます。

1965年には、クロエ(Chroe)のデザイナーであったカール・ラガーフェルドを抜擢します。
彼は、「ダブルF」と呼ばれるフェンディロゴを考案した他、フェンディの初心と言うべき毛皮のファーを模したコレクションを製作。
瞬く間に大流行を生みました。

そして1994年には、フェンディ家三代目のシルヴィアが、創業者アデーレと五人の娘達をモチーフとしたバッグなどを発表。
1328目に及ぶハンドステッチで作られたバッグ「アデーレ1328」や、バゲットパン(フランスパン)を抱える姿をイメージして作られた「バゲット」は大きな話題となりました。

こうして、小さな毛皮工房から始まった「FENDI」は、創業者の娘から孫へと伝えられ、現在でもイタリアのトップを走るブランドとして知られています。