『セリーヌ』の創業は1945年。
実業家だったセリーヌ・ヴィピアナと、夫であるリチャードによって立ち上げられました。
当初は、子供向けの高級靴をオーダーメイド販売していました。
セリーヌはその後、顧客の増加と共に様々なジャンルにも挑戦。
1959年に婦人靴、1965年に香水とスカーフ、その翌年にはハンドバッグ、1967年にはプレタポルテ(既製服)の扱いも開始しました。
デザインとしては、馬具や馬車を用いたものが多く、デザインバッグ『サルキー』や、馬金具をモチーフにしたモカシンなどは世界的な人気商品となりました。

 

子供靴ブランドとしてスタートしたセリーヌでしたが、若年層から婦人服を扱うに連れ、高齢層のブランドというイメージが徐々についてゆきました。
そして、1987年にはフィナンシエール・アガッシュ社(現・LVMHグループ)の傘下となり、セリーヌは本来持っていたエレガントなブランドイメージを取り戻すこととなります。
またデザイナーには当時はまだ若手であったマイケル・コースを起用。
その結果、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット、レネ・ルッソなどのハリウッドスターが作品内でセリーヌを着用したこともあり、またもセレブに愛されるブランドとなったのです。
デザイナーはその後、幾人を経てフィービー・フィロへ交代します。
クロエで敏腕を振るった女性デザイナーのフィービーは、創始者であったセリーヌの意思を今日まで継承しています。
セリーヌ・ヴィピアナは、過去のインタビューでこう語りました。
「服は、素材と生地の美しさから自然に生まれるもの。それらが決まってしまえば、あとは簡単なのです。」
セリーヌはあまり派手なデザインを好みません。
彼女の語った、素材の美しさこそがセリーヌのデザインの美しさであり、これ以上は存在しないベストであるという理念は、デザイナー達の心にも伝わり、今日まで続いているのです。

 

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