2018年7月、Tiffany&CO.(ティファニー)はロンドン市内中心部にあるコヴァントガーデンに、体験型の新ストアをオープンしました。

こちらの店舗は若者向けをコンセプトとしており、とりあえずは1年間試験的に営業していくようです。

またこちらに、ティファニーの香水の自動販売機が設置されたことも話題となりました。

香水の自動販売機自体は、過去にも設置された事例はいくつかあります。
日本でも2011年、渋谷パルコ内に設置されたことがありました。
またティファニーのこちらは香水を商品としてひとつ購入するものですが、古くは、香水を振りかけてくれるものも実在しました。

 

ティファニーの香水自動販売機は、ブランドのイメージカラーであるブルー(ティファニーブルー)で、エレガントなイメージはそのままに、ユニークさにはこだわったとクリエイティブディレクターは語ります。
またこちらの自動販売機では、香水の他、ローション、シャワージェル、クリームなども購入出来ます。
試験的にと称してはいますが、好評であれば今後様々な展開も期待出来るでしょう。

 

ストアもまたユニークさにこだわり、デザインはテーマパークのショップのように明るくポップに仕上がっています。
サービスも様々あり、ジュエリーへの刻印や、レザーの型押しなども提供、その様子がスクリーンで確認出来るなど、ユーザーも楽しめる仕組みとなっています。
またスタッフはスニーカーでも良いと規定されるなど、従来のブランドの固いイメージは払拭し、若い層へのアプローチに力が入っています。
一見するとありがちなサービスや試みともいえますが、老舗であるティファニーが実施したことで、ストアーの出店した英国はもちろん、世界中で話題を呼んでいます。

ティファニーは1837年にアメリカで創業された、高級ブランドのひとつです。
プレゼントの定番商品である「オープンハート」や、ブランドカラーである「ティファニーブルー」など、ブランドを象徴する商品や特徴も多く、現在も世界中で愛用されています。

 

Image Credit: Evening Standard
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